CPUの処理時間を優先的にプログラムに割り当てる
Windows XPやVistaは複数のプログラムを同時に実行するマルチタスクに対応しており、各プログラムからの要求をスレッドという単位で処理することでそれを実現しています。
各プログラムはユーザーが使用しているフォアグラウンドアプリケーションと、システムの各種管理など、ユーザーの見えないところで実行されているバックグラウンドアプリケーションに大別出来ます。
Windows XPではこのフォアグラウンドアプリケーションとバックグラウンドアプリケーションからのスレッド処理要求の優先度の比率などを切り替える機能が搭載されており、この設定項目ではこの比率や切替間隔を調整することで、プログラムの応答速度などを高速化します。
サーバーなどで運用している場合、この値でバックグラウンドタスクの優先度を下げてしまうとクライアントからの要求に応答出来なくなる可能性があるため、変更はお勧めしません。
レジストリ情報
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\PriorityControl
値 : Win32PrioritySeparation
値はDWORD (2進数)で設定します。
6桁の数値は2桁ごとに分けられ、それぞれの値で設定内容を指定します。
Comfortable PCでこの項目をONにすると100110 (十進数では38)に設定されます。
システムデフォルト値は環境によって異なりますが、11010 (十進数では26)になっている場合が多いようです。
| スレッド切替間隔 (1~2bit目) |
00 (デフォルト) 01 (長い) 10 (短い) |
|---|---|
| CPU占有時間の可変/固定切替 (3~4bit目) |
00 (デフォルト ※可変) 01 (可変 ※Windows XP Home/Pro) 10 (固定 ※Windows Serverのデフォルト) |
| CPU占有時間の比率 (5~6bit目) |
00 (ユーザー:バックグラウンド=1:1) 01 (ユーザー:バックグラウンド=2:1) 10 (ユーザー:バックグラウンド=3:1) |

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