インデックス Tips Windows MobileとBluetoothでActivesync

Windows MobileとBluetoothでActivesync

最近のWindows Mobile機にはBluetoothを搭載したものも増えてきました。
Windows MobileとWindows PCとの接続にはActivesyncというアプリケーションを使用しますが、このActivesyncはBluetoothでの接続にも対応しています。

Bluetoothでの接続が出来るように設定しておけば、PCとスマートフォンの接続用ケーブルを使用せずに済み、出先での使用も容易になります。
特にスマートフォンとの接続に使用するケーブルが一般的なUSBケーブルでない場合などは特に便利です。
例えば私の使用しているWillcom 03では、PC側の端子は標準的なUSB端子ですが、Willcom 03側の端子は特殊な形状になっており、接続の際には専用のケーブルを使用する必要があるのです。
こういった場合にBluettoothでの接続が出来れば、万一ケーブルが手元にない場合でもデータのやり取りが出来るのです。

という御託はさておき、本当は対応機器が少なくてBluetoothを使う機会が無くてもったいないのと、ワイヤレスだとカッコいいからというのが理由です。
それでは解説に入りましょう。


用意するもの
Bluetoothを搭載しているWindows Mobile スマートフォン
Bluetoothを搭載しているWindows PC
Activesync (PCにインストールしておいてください)

最近ではネットブックにもBluetoothユニットが内蔵されているので、ノートパソコンなどには搭載されているものが多いでしょう。
もちろんデスクトップPCにBluetoothドングルなどを付けたものでもいいです。
今回は例としてInspiron mini 12とWillcom 03をBluetoothで接続してみます。

1,Windows PCとスマートフォンをケーブルで接続
まずは先にWindows PCをスマートフォンと接続し、お互いを登録しておく必要があります。
このときはケーブルを使って物理的に接続します。
もう以前に接続してActivesyncで同期をしたことがある場合は、この操作は不要です。
登録が完了したら、ケーブルを抜いて接続を解除してください。

2,PC側のCOMポート設定
PC側のBluetoothが通信に使用するCOMポートの設定をします。
Bluetooth管理ソフトウェアによって設定方法が異なりますので、適宜対応してください。
今回はWIDCOMM Bluetooth Software 5.5.0.4100での設定を行います。

・ローカルサービスのポート設定
まずはローカルサービスのタブに、ローカルのActivesyncと接続するCOMポートを設定します。
ポート番号は何でも良いのですが、あまり番号が小さいと使用できない可能性があるので、なるべく大きい値の方が良いです。
環境にもよりますが、5以上なら問題ないでしょう。

ローカルで使用するCOMポートを設定します。

参考画像

・クライアント用のポート設定
スマートフォンと通信するクライアント用COMポートを設定します。
クライアントアプリケーションのタブでCOMポートの追加ボタンを押し、先ほどと同じようになるべく大きめのCOMポート番号を割り振ります。
なお、このとき設定するポート番号は先ほど設定したローカルサービスのポート番号とは異なります。注意してください。

クライアント通信用ポートを設定します。

参考画像

・ActivesyncのCOMポート設定
Activesyncを起動し、ファイル→接続の設定を開きます。
「以下のいずれかの接続を有効にする」にチェックを付け、先ほどローカルサービスのポートに設定したCOMポート番号を選択します。

ローカルサービス用に設定したポートと同じポート番号を選択します。

参考画像

とりあえずPC側の設定は終わりです。
次はスマートフォン側の設定になりますが、その前にスマートフォンとペアリングするため、PC側のBluetoothを他のデバイスから検索可能な状態にしておいてください。

3,スマートフォン側のCOMポート設定
スマートフォン側のBluetooth通信用COMポートを設定します。
これが終われば、晴れてPCとスマートフォンをBluetoothで接続できます。

1,PCとスマートフォンをペアリング
Windows Mobileの設定→接続→Bluetoothを開きます。
「新しいデバイスの追加」を押し、先ほど検索可能に設定しておいたPCを選択して「次へ」を押します。
パートナーシップの設定で、利用するサービスのActivesyncにチェックを付け「保存」を押します。

利用するサービスにActivesyncを選択します。

参考画像

2,Activesyncサービス通信用COMポートを設定
ペアリングが完了したら、Bluetooth設定画面の「COMポート」タブを開きます。
「新しい発信ポート」を選択し、デバイスに先ほどペアリングしたPCを選択して「次へ」を押します。
ポートにPC側で設定したクライアント用のCOMポートと同じ番号を指定し「セキリュティで保護された接続」にチェックを付けて「完了」ボタンを押します。

「新しい発信ポート」からCOMポートを設定できます。

参考画像

PC側にクライアント用として設定したCOMポートと同じ番号を選択します。

参考画像

3,ActivesyncでPCに接続
ようやく全ての設定が終わりました。
ワイヤレスでカッコつけるのもなかなか大変です。
正しく設定が出来ていれば、これでBluetoothからActivesync接続が出来るはずです。

Windows MobileでActivesyncを起動します。
メニューから「Bluetoothから接続」を選択します。
すると自動的にPC側のActivesyncと認証を行い、Bluetooth経由で同期を行います。
当然エクスプローラでスマートフォン内のファイルを参照することも出来ます。
上手く接続できない場合は、COMポートの番号など設定が間違っていないか確認してみましょう。

Windows Mobile側のActivesyncからBluetoothで接続します。

参考画像

長い設定作業お疲れ様でした。

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