インデックス Windows 高速化 SSDに最適なデフラグでアクセス速度を高速化

SSDに最適なデフラグでアクセス速度を高速化

ネットブックに搭載され始めて以来、一般にも普及が広がっているSSDですが、記憶媒体としてフラッシュメモリを使っている為HDDとは異なり明確な寿命が決まっています。(厳密には書き換え回数の上限)
そのため、データの保存場所を物理的に整理するデフラグはSSDにとって著しく寿命を縮めるものであり、またランダムリード速度に優れるフラッシュメモリにデフラグは不要とされがちです。

しかし速度面においてHDDより高速と考えられがちなSSDですが、ランダムライト速度、つまり連続していない空き領域にデータを書き込む速度はHDDより劣る場合があります。
SSDではこの弱点を書き込みキャッシュの搭載などによって埋めていますが、それでも連続した空き領域に書き込む(シーケンシャルライト)速度よりは遅くなってしまいます。

一方で読み込み速度に関しては、シーケンシャル/ランダムリード共に断片化による大きな影響は受けないようです。
これを鑑みると、SSDに必要なデフラグは空き領域を連続させるための「空き領域のデフラグ」となります。
今回はSSDを搭載しているコンピュータに最適な環境設定とデフラグについて解説します。


Windows 標準のデフラグメンタの停止

ご存じの通り、Windowsには標準でデフラグツールが付属しており、XPやVistaではシステムアイドル時にデフラグを行い、ディスクの断片化を防いでいます。
このデフラグはHDDを想定したものであり、SSDにとっては寿命を著しく縮める原因となりかねません。
このためWindows 7ではSSDを検出した場合、自動デフラグを停止するようになりました。
しかしSSDが普及し始める以前のWindows、XPやVistaではSSDもHDDの区別もない為、自動デフラグを行ってしまいます。
これを防ぐ為、Windows 7より前のWindowsを使っているなら標準のデフラグは停止しましょう。

Comfortable PCにも自動デフラグ停止の設定はありますが、今回はこの設定を変更するためのレジストリエントリを紹介します。
レジストリの設定方法が分らない方はComfortable PCで設定してください。
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OptimalLayout
値 : EnableAutoLayout (DWORD)
値は0でデフラグ無効、1で有効になります。今回は0を設定して無効にします。

空き領域の最適化を行う

Windows標準のデフラグツールには空き領域を最適化する機能はないので、サードパーティ製のデフラグツールを使う必要があります。
シェアウェアの中にはSSDのデフラグに特化したものもあるそうですが、空き領域の最適化くらいならフリーのもので十分です。
今回は「Defraggler」を紹介します。海外製ソフトですが日本語で利用できます。
Defraggler - File and Disk Defragmentation - Free Download

起動すると下のようなウィンドウが表示されます。
ウィンドウ上部のドライブ一覧からデフラグしたいドライブを右クリックし、拡張から空き領域のデフラグを選択します。
普通のデフラグと断片化を許容する二つのものがありますが、ランダムリードであればSSDはさほど断片化の影響を受けないので、急ぎであれば断片化を許容しても大丈夫でしょう。

空き領域のデフラグを行います

参考画像

これでSSDに向けた最適化は終了です。
また、SSDの寿命を延ばす為の各種設定も紹介しています。下のページを参照して下さい。
SSDへの負荷を減らして寿命を延ばす

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